2005年10月12日。
広島カープの野村選手の引退試合を見に、広島市民球場まで行ってきました。
この日は、赤いバックに野村選手の背番号「７」の文字がプリントされた大きい紙が全員に配られました。野村選手の打席のたびに、球場全体でこの紙を掲げます。
市民球場がびっくりするほど真っ赤になって、ものすごく鳥肌が立ちました。
本当に、球場全体真っ赤です！！！！
試合終了後（･･･試合内容は残念ながら負けてしまったのですが･･･）の、野村選手引退セレモニー。スピーチをする野村選手。
「こんなにたくさんお客さんが入ってくれると楽しくないですか、みなさん。」
「今日集まっている子供たち、野球はいいもんだぞ！ 野球は楽しいぞ！」
･･･ありがとう。私は野村選手にカープの楽しさを教えてもらった気がします。
スピーチの後、選手から花束をもらい、最後に同じく今期限りでカープを去る山本監督と抱擁。
･･･泣かせます。
スタンドを埋め尽くすファンの元に、丁寧に挨拶に回る野村選手。握手をしたり、花束やプレゼントを受け取ったりする誠実な態度がまた素敵です。
そして胴上げ！うううううー。涙腺が緩みます。
セレモニーが終わった後、ふっと市民球場を見渡す野村選手。
本当にこれで最後だと思うと、終わった後ぽっかり心に穴が開いたような虚無感。
正直、今年の春頃は、野村選手、前田選手、緒方選手、新井選手の見分けがついていないくらい、カープについてまったくの門外漢でした･･･。
それがふたを開けてみれば、どっぷりカープファン。
それもこれも、夏前に野村選手が2000本安打を達成して、かなり感激の市民球場をすごしたのがきっかけともいえます。
これだけカープを熱くさせてくれて、野村選手には本当に感謝、感謝です。
･･･きっと、数年後、カープに指導者として戻ってくることを楽しみに待っています。
